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USER'S INTERVIEW ご愛用のご家族に会いに行きました

ランドセルを家族で選ぶ時間、そして共に過ごす毎日。
そこには、ご家族それぞれに生まれる
あたたかなエピソードがあります。
きっかけや決め手、
選ぶときに感じたこと、こどもたちへの思い…
土屋鞄のランドセルをご愛用中のご家族を訪ねました。

INTERVIEW:藤野さんご一家(2017年10月取材)

「孫の使い終わったランドセルがあまりにもきれいだから、もしお役立ちできることがあればお使いください。下の4人の孫も、現在そちらのランドセルを使っています」。ある日土屋鞄に届いた、一通のお手紙。一緒に届いたランドセルは、6年間大切に使っていただいたことが見てとれる、とてもきれいな状態でした。どんな子が使ってくれたのかな?おばあさまはどうして5人のお孫さんに選んでくれたんだろう。ぜひお話を伺いたくて、お手紙をくださった藤野さんのお宅におじゃましました。

受け継がれていく、こだわって選んだものを大切に使う姿勢。

今でこそたくさんの色があるランドセル。ですが現在中学3年生の桜華ちゃんの小学校入学時、主流は赤と黒でした。
「桜華の母は昔自分が背負っていたような茶色のものを探したそうですが、なかなか見つからなく。そんな中、ランドセルを手づくりしてくれるところがあると聞いて行ってみたら、この茶色とピンクのランドセルに出会ったんです。落ち着いた雰囲気に惹かれ、一目で気に入りました」。そう話してくれたのは、お手紙を送ってくださった藤野さん。6年経ってもきれいなので、「下の孫には桜華のランドセルを使わせればいいじゃない」と親戚に言われたものです、と続けてくださいました。
「周りにいなかったのですごく珍しがられたけど、ステッチと中の色が可愛くてずっとお気に入りでした。丈夫で、全然かたちが崩れなかったし」と、当時を振り返ってくれた桜華ちゃん。バレエの得意な、しっかり者のお姉さんです。

彩寧ちゃんはトランペット、煌美ちゃんはボルダリング、夏海ちゃんはフルート、遥花ちゃんは水泳と、藤野さんのお孫さんたちは、みんなそれぞれのやりたいことに一生懸命な女の子。ところで、ランドセルはここ数年で色の選択肢がたくさん増えましたが、どうして全員茶色なのでしょう。それは、みんなのまとめ役である桜華ちゃんが大事にしているランドセルが、とっても素敵に見えたから。“ものを大切に使うことで、そのものの良さを人に伝えることができる”。桜華ちゃんが姿勢をもってそう教えてくれた気がしました。

お孫さんたちのランドセルは、藤野さんご夫妻からのプレゼント。
「ランドセルは6年間使うものですから、どんな洋服にも合うシンプルなものがいいと思いました。自分のスタイルをもつことも大切ですが、流行にはとらわれないでほしいんです。何か贈るときは“どんな時代でも使える、良いものを”という思いが強いかもしれません」と藤野さんは語ります。
藤野さんの旦那様も、ものへの思いは人一倍。娘さんのご入学記念にオーダーメイドで頼んだ革のペンケース、つやつやと味の深まった革手帳などを「使い良いんですよ」と嬉しそうに見せてくれました。こだわりをもって選ぶからこそ、ずっと愛着を持つことができる。そんな姿勢は、物持ちの良さにも表れています。娘さんが昔使っていらした茶色いランドセルも大切な思い出の品の一つ。「本当にずっと丈夫だった。孫たちにもこんなランドセルを贈りたいと思っていたからぴったりでした」とご夫妻で語ってくださいました。

藤野さんご夫妻の思いを受け継いで、ものを大切にする桜華ちゃん。その背中に憧れる、彩寧ちゃん、煌美ちゃん、夏海ちゃん、遥花ちゃん。吟味したものを贈られて育った体験は、きっと大きくなっても心を支えてくれる大切な記憶になることでしょう。藤野さんのお宅には、そんな未来を予感できる、あたたかい空気が流れていました。

藤野憲子さん、要さん 山谷(藤野)淳子さん 中3の桜華ちゃん、小6の彩寧ちゃん、小4の煌美ちゃん 外園(藤野)香奈さん 小4の夏海ちゃん、小1の遥花ちゃん
5人姉妹のように見えますが、実は2人と3人の従姉妹同士。取材スタッフもびっくりするほどの、大の仲良し従姉妹です。休日は藤野さんのお家に集合してボードゲームをしたり、おしゃべりをしたりするそう。目を細めて見守る藤野さんご夫妻のお姿が印象的でした。